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2013年2月 5日 (火)

中国東北料理を楽しむ会~羊のみならず狗や蚕も楽しませていただきました!

今日は火曜日。

Dsc01873  昼は控えめに。

Dsc01877  激務を終え、歩いて島之内界隈へ。松屋町筋を下り、道頓堀川北側の通りに入ると目的地はすぐその先です。

Dsc01880  今日の会場は、この「故郷羊肉串店」。遅れると思いつつ、結局かなり早く到着。寒かったので、一人早く入店させてもらいました。余談ですが、ちなみに私、中国東北料理は、奈良勤務時代、長春あたりの出身の女性が切り盛りするお店に行った時以来かもしれません。そのお店は閉店し、暫くした後、「タリカロ」の近くにオープンしたのですが、そのお店もすぐに閉店してしまったのです。今はどうされているのか、気になるところです。

Dsc01886aa  壁一面に貼られた写真メニュー。見た目にかなり本格的と言うか、本場っぽい雰囲気です。

Dsc01884  メニューも簡体字が混ざった表記で、いい感じの雰囲気。

Dsc01885  それぞれ、特に下の方にある幾つかの料理が気になります。

Dsc01926  全員が揃うと、テーブルには付け合わせの類が運ばれてきました。右下はクミンシードです。

Dsc01928 テーブルには真っ赤な炭が。太陽の如くです。

Dsc01933 早速、羊肉中心に注文し、焼き始めました。

Dsc01934 火力が強いので、結構早く焼けます。そして、お肉はどれも新鮮なのか、臭みなどは皆無。しかも重くなく、いくらでも食べられそうです。

Dsc01936 第二弾はラムチョップなど。

Dsc01938 調理は部長にお任せ!(ありがとう~!)

Dsc01942 この仕組み、シンプルながら、なかなかの構造です。クミン(シード)をふりかけてから焼くのか、焼いてからまぶしていただくのかよく分かりませんでしたが、いずれにせよクミンと羊肉の相性は抜群でした!

Dsc01945 拌干豆腐(乾豆腐盛り合わせ)は、本日大好評の1品で、おかわりを注文したほどでした。

Dsc01948 老虎菜(東北野菜盛り合わせ)は、サービス品として提供されました。ネギ、きゅうり、香菜とパプリカっぽいものが少々、それに極少量のドレッシングという内容ですが、これが香菜天国!って感じでほぼ全員の口から感嘆の声が!香菜、ネギの香りが非常に強く、簡単に作れそうで難しそうな一品に唸らざるを得ませんでした。

Dsc01946 大拉皮(東北風春雨サラダ)は、平たく極太の春雨が旨味をギュッと吸い込んでいるのにしつこくなく、素晴らしい仕上がり。

Dsc01944 京醤肉絲巻餅(肉と野菜のパイ包み)は、北京ダックに酷似したものですが、こちらの方が断然おいしいと思いましたよ!

Dsc01951 溜肥肠(豚大腸炒め)は、モロッコインゲンを大きくして平たくしたような野菜と共に炒められた大腸が、とても柔らかくて軽いんです。豪快に見えて繊細な味にびっくりでした!

Dsc01953 さて、ここで私、我慢ができず、狗肉湯(犬肉スープ)をオーダー。

Dsc01958 犬肉は細長くカットされたものが入っており、スープとは言え、かなり濃厚、複雑な味付けがされ豪華な仕立てです。

Dsc01962_2 私はひときわ大きめのお肉をいただくことに。アツアツだとお肉の味はあまりよく分かりませんでしたが、少し冷めてくると、表現が難しいのですが、コンビーフっぽい味が姿を表し、なかなかのお味でした。肉質は非常に柔らかく、筋っぽさは全くありません。

Dsc01954_copy やはりこの一品、盛り上がりますね。大撮影会となりました。(笑)

Dsc01961 干煽蚕蛹(マユのピリカラ炒め)。誰も手を付けようとしませんね~。ということで私がまず最初にと思ったら、既に試食済みの方が!グロテスクな姿ですが、エビに少々苦味を加えたような味わいでした。

Dsc01963 皮蛋豆腐(ピータンと豆腐の合わせ)は。これをいただくのは、もう数十年前に訪れた香港以来かも。いや~これ、洗練された仕上がり!

Dsc01966 拌麺(ビビン麺)は、汁なしの仕立て。麺は比較的弾力の少ないそば粉っぽい香りのするタイプ。韓国・ソウルで、北朝鮮式冷麺の店で、このタイプをいただいた記憶があります。細くてもなかなか噛みきれないほどの弾力があるタイプ、透明で太いタイプなどいろいろあると思いますが、これは一番食べやすいもずくのようなタイプ。〆にぴったりでした!

Dsc01971_copyb_2 今日は合計9人の食事会となりました。前回のグルコバで話が持ち上がり、Yさんが企画してくれたのです。行きたいと思いつつ、少人数ではと考えていたところだったので、正にタイムリーでした。

そして、本日の料理の数々ですが、まずこのお店、お肉も野菜も、食材の鮮度が良いと感じました。それに、見た目とは異なり、味わいは意外にもあっさりしています。しかも、あっさりしているのに、食材の生っぽさ、青臭さや、変な臭みが感じられず、独特のセンスの良さが感じられ、洗練された風味が何とも魅力でした。いわゆる「イマイチ」という料理がなく、この点も調理技術の高さ、何より料理に対する愛情のようなものも感じ、素晴らしいお店に出会え感無量です!本当にありがとうございました!

Dsc01972 お店を出てすぐ横のお店の軒先には、大量の「足」が!ディープすぎます。

Dsc01973 すぐ近くの難波までは、暫し余韻に耽りながら歩き、おひらきとなりました。いやいや、今夜の食事会、本当にいい思い出になりそうです。

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コメント

おぉ、どれも美味しそう!
羊肉串が自分で焼けるのもええですね。
大好物の乾豆腐、香菜天国(爆♪( ´▽`)の老虎菜などもいろいろ充実して魅力的です♬
…でも、蚕だけはちとキビシイ感じ。

投稿: あきこ | 2013年2月 7日 (木) 08時54分

犬って本当の犬ですか?
文化の事は言いたくないけど、保健所の犬や、スリランカの大量のノラ犬が目に浮かびました。ちょっと、ドキッとしました。

投稿: ロビン | 2013年2月 7日 (木) 09時19分

>あきこさん
乾豆腐、おいしいですね~。一目惚れ状態でした!あれだけ食べに再訪ありかもしれません。グルコバ常連でアテ作りの名人Eさんも関心を持たれ、また行きたいな~なんて思っています。
そして、このお店で使われている香菜、茎が太く、臭いが強いの何の!たまりませんでしたよ。
蚕は見た目がグロいですが、エビみたいで、イモムシやバッタ系よりマシってとこでしょうか。ワンワンもなかなかでした(≧∇≦)

投稿: 管理人 | 2013年2月 7日 (木) 21時43分

>ロビンさん
そのとおりです。正直なところ勇気が必要でしたが、食用であることを信じています。
インド料理が忌避するものが多いのに比べ、中華料理、朝鮮料理は本当に…そして現代日本も。
ここ数年、食材に対する見方が、インド的になっていると感じる今日この頃ですね~。

投稿: 管理人 | 2013年2月 7日 (木) 21時55分

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