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2012年12月28日 (金)

ニコラは夢の空間だった

今日は仕事納めの日ですが、有休を取って1日早い年末年始休暇に入りました。

12122801 旅支度、片づけなどで手間取り、昼前に東京着どころか、夕食に間に合うか瀬戸際という時刻に。昼食代わりの食事は、古代米の穴子寿司、そば茶となりました。

12122815 品川で新幹線から乗り換え、雨が降り始めた渋谷に到着。スーツケース片手に早くも試練が。

12122820_copy そして、そのままスーツケース片手にこちらに。

12122822_copy 青唐辛子はありませんでしたが、ビーツはかなりのお値打ち価格で売り出されていました。

12122823_copy サンジェルマンでは我がソウルフードを仕入れ。

Dsc00150_copy 三軒茶屋に到着。この界隈、研修で三宿の寮に数か月滞在したことがあり、その近くには生後間もない頃、命拾いしてもらった病院もあるなど、ちょっとした第二の故郷でもあります。

12122824_copy 目的地はこちら。

12122827_copy 天国への階段…とはRさんの表現の引用ですが、なるほど、本当にそんな雰囲気が漂っています。

12122828_copy Cさんに扉を開けてもらいました!

Dsc00146_2 いい雰囲気です。

Dsc00137  カウンターに差し込む光、そして影。

Dsc00149 徳島のアアルトコーヒーが。実は、我が家にも、近所の「ごはんやハレ」で買ったものがあるのですが、このコーヒー、私の苦手な酸味が効いたタイプなのですが、とても飲みやすく、かつ物足りなさを感じないんです。早くも期待が高まります。

Dsc00053 メニューはドリンク、フード、スイーツごとに1枚。おしゃれ、かつ、見やすかったです。また、それぞれの種類が多すぎないところもいいですね。適度に悩め、適度に楽しめると思いました。

Dsc00104 最初は、マサラティー(700円)から。スターアニス、カルダモンなどが使われているようです。スターアニスと聞き、ちょっと嫌な予感がしたのですが、これ以上効かすと下品、これ以下だと香りがしないという、絶妙のバランス。殆どストレートでいただいたのですが、そう言えば砂糖が欲しいと一度も思わなかった。それに後でミルクを入れたのですが、全く水っぽくなく、ミルクに負けないしっかりとしたボディ。紅茶でここまで飲み応えがあり、洗練されたもの、生まれて初めての体験と言っても過言ではないかもしれません。いきなり驚かされました。

Dsc00106 レバーペースト(500円)。ブランデーたっぷりなのに、あのツーンと来ず、かつ、きちんと効いています。

Dsc00110 レバーは生臭さなど微塵も感じられず、その代わりに旨みだけが残っているという印象。何と洗練されたレバーなのでしょう。 最初から一本取られました!

Dsc00115 真イワシとエンダイブのオーブン焼きユダヤ風(700円)。エンダイブとイワシの上面の焦げ具合、この食感がたまりませんでした。

Dsc00116 ロマネスキと加賀蓮根のマリネ(400円)。蓮根の火の通り具合、オイルの量と塩加減が素晴らしかった。イワシ同様、若干クセのある食材の処理の仕方が上手過ぎます!

Dsc00121 ルレクチェとヘーゼルナッツのバルサミコサラダ(1,000円)。ルレクチェとは洋なしのようですが、これは生を使用とのこと。熟しているのか、いわゆる洋なしより甘さはきちんと出ていたのですが、それとの対比でバルサミコとの相性が最高でした。

Dsc00124 ナッツの食感と風味、生ハムも加わって、とても豪華でいろいろな味を楽しめました。こんな贅沢なサラダがあってよいのでしょうか。それにしても洋なしをおいしく食べさせられたことに驚くばかりでした。

Dsc00132 フレッシュトマトソースと西洋わさびのスパゲッティーニ(1,000円)。西洋わさびとは、ホースラディッシュのこと。何よりトマトソースが本当に新鮮!って感じで、西洋わさびの効かせ方も憎い!酸味と辛みがさわやか、とはこういう料理にぴったりの表現かもしれません。

Dsc00135 徳島産生海苔と生だこのスパゲッティーニ(1,250円)。本日2皿目のパスタ料理は、海!まさに潮の香りです。それなのに生臭くない。いやいや、ニコラの料理、若干クセのある食材をこんなに上手く料理し、旨く感じさせてくれるとは!ある時は森の中、その後は畑、そして海…あたかも旅行している気分でした。

Dsc00140 さて、ここで、Cさんが予約し、特別に用意していただいたというケーキが登場してきました。先日のクリスマスの時と同じものを作ることができたようで、これまた嬉しかったです。

そして、このケーキ、名前がないようです。敢えて言うのであれば、クリスマス用のショートケーキとはパティシエの言。カリッとした食感、ほろ苦さ、生クリームの甘さ、チーズ用の食感とコク、イチゴや果実の酸味、くどみ、スポンジの食感….;:.,:n]jn:;]//\.jって感じに、何だか食べていて混乱、そしてこの見た目のボリュームで完食困難と思いきや、気が付いたらなくなっていた!

確かにおいしい。しかし、そのおいしさが表現困難なんです。どんな味?と聞かれたら、「極めて表現困難だけどおいしい。」としか言いようがありません。Cさん曰く、「幾何学的」。本当、幾何学的なおいしさ。難解な数学の問題を解き、よく分からないけど、正解しちゃった!気分???この方の作るケーキやお菓子、きっと虜になること間違いなしですよ、きっと!

Dsc00143 最後は、深煎りのコーヒー(500円)で〆。ビターなだけではなく、やさしさ(甘み)も感じられ、これならストレートでもいける、と思わせてくれる秀逸な一杯でした。

Dsc00148 パティシエ、バリスタ、シェフ、ソムリエというスペシャリストが揃うカフェ、ニコラ。こんな夢ようなお店があっていいのでしょうか。カフェスタイルなので、様々な用途にも向くでしょうし、使い方、楽しみ方は自由自在。しかし、ありきたりは嫌だ、きちんとしたものが、と思うとき、しかもそれほど肩肘張らず入って満足でき、幸せな気分になれる空間。夢のような場所だと思いました。

最後に一言。料理はクセをおいしさに変えて楽しませてくれた。スイーツはテイクアウトした焼菓子を含め、計算し尽くされている。そして、ドリンク類は、ストレートでここまで満足できるものかと思わせる衝撃的な仕上がり。今日ワインはいただきませんでしたが、きっと後ほど今日頼まなかったのを後悔することになるかと。

4人のプロの競演…夢のような場所、空間だったニコラ。この出会いはきっと今後私の食生活に少なからずとも影響が及ぶ予感がします。素晴らしい料理の数々、この空間に案内してくれたCさん、本当にありがとうございました。

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