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2010年12月 3日 (金)

グリル しき浪 ~洋食店の“あるべき姿”に辿り着けました!

Pc030010_convert_20101222230117_2お店の中に入ると、雑然とした日本橋界隈との対比で、店内はレトロ感たっぷりながらも、端正とも言えるカウンターとテーブル席が目に入ります。

カウンターの中に目を向けると、総勢5名くらいの料理人の方がずらりと並んで待機されています。
一瞬この光景を見て緊張しましたが、ピリピリとしたものは感じず、何でもオーダーしてくださいと言わんばかりの温かいオーラのようなものを感じました。

今夜はカキフライがお目当てだったので、メニューを見ずにオーダーしました。
ライスは別注のようで、一見で勝手を知らない私に対し、ライスを付けてよいかと丁寧に聞いてくれました。
私がオーダーした後は、料理人のみなさんが、すぐに分担作業で調理にとりかかられていました。
誰かが他の人に、皿やサラダの用意をするよう告げることなく、みなさんそれぞれさっと動かれていたことには感動すら覚えたほどです。
いつでも自分の仕事をする心の準備ができているからこそ、このような素早い仕事ができるのだと思いました。
同じ職業人として、尊敬に値する方々だと思いました。

料理ができるまでの間、カウンターの中や調理の様子を拝見しました。
厨房は清掃が行き届き、食器なども整然と並べられています。
カキフライも丁寧に油の中に入れて揚げておられ、料理人のみなさんの動きには全く無駄がなく、とても気持ちが良かったです。

また、ホール担当の女性の方も、私が着席するとすぐにお水とおしぼりを出してくれ、水がなくなるとコップに注いでくれるなど、当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、サービス水準は完璧と言うほかないと思いました。

さて、カキフライが出来上がりました。
冷めないうちに撮影したいと思い、料理人の方に許可をお願いしたところ、快く了承していただけました。
その上、レモンの位置まで修正していただき、このように丁寧に撮影に応じ、アシストまでしてくれたお店は未だかつてありません。
おいしい料理を食べたあと、写真を見て二度楽しめますが、このように応対していただけると、なお嬉しさと暖かさを思い出すことができ、本当にありがたいことだと思いました。

(カキフライ)
お皿の上には、大きめのカキフライが6~7個ほど盛られていました。
気持ち粗めのパン粉が使われていますが、衣の厚さはちょうどよく、揚がり具合は完璧でした。
油自体もとても良い状態のようで、揚げ物嫌いの私でも、むさぼるように食べたほどです。
中のカキとのバランスも完璧です。
何も言うことのないカキフライ、カキフライの完成型だと思いました。

付け合わせのサラダには、たっぷりの量のキャベツ、レッドキャベツ、レタスが入っていました。
このくらいの量の生野菜が添えられていると、揚げ物を食べても、何か罪悪感が薄れるような気がします。
キャベツの千切りはみずみずしく、あっという間に平らげてしまいました。

スパゲッティーサラダはマヨネーズが多めですが、決してしつこくありません。
それなりの量があり、付け合わせと言うより、小さな一品が添えられているとの印象で、これまた嬉しかったです。

カキフライに添えられたタルタルソースもおいしかったです。
卵、玉ねぎ、パセリが入っており、きちんとそれらの食感も感じられます。
タイプとしては気持ち柔らか目ですが、このくらいの柔らかさの方がカキフライに絡まりやすいのでしょう。
こちらもかなりの量で、タルタルソースが足りなくて困ることはないでしょう。

このクオリティで1,200円は安いと思いました。
カキフライがとてもおいしかったので、食べている最中に、おみやげとして、野菜サンドの持ち帰りをお願いしてしまいました!
野菜サンドはこれから食べる予定なので、改めて報告させていただきたいと思います。

お店は私の職場からはかなり遠いので、頻繁に訪れることができないかもしれませんが、これから機会あるごとにお邪魔して、プロの洋食店の味を楽しんでいきたいと思いました。

洋食の“あるべき姿”がこのお店にはあるような気がします。
あまり夜遅くまで営業されていないようですが、たまには仕事を早く切り上げて、完成された味を求めて足を運んでみてはいがかでしょうか。

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